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    ディスカバリー

    ランドローバー・ディスカバリーは、「家族で本格的な冒険に出かけるためのSUV」として、1989年に誕生しました。それはレンジローバーの上質さとディフェンダーの走破性、その中間を担う“第3のランドローバー”という位置づけであり、実用性と快適性、オフロード性能を高次元で融合させたランドローバーらしい多用途モデルとして育まれてきました。

    初代モデルは、ディフェンダー譲りの本格四輪駆動システムと堅牢なラダーフレーム構造をベースに、ファミリーユースにも耐えうる快適性と室内空間を融合。カジュアルで機能的なインテリアは当時として革新的で、2列・3列のフレキシブルなシートレイアウトや多彩な収納は「道具としてのクルマ」を求める層に高く評価されました。その実直な設計は、ヨーロッパだけでなく、日本を含む世界中で「頼れる相棒」として定着していきます。

    モデルチェンジを重ねるごとに、ディスカバリーはより洗練され、ラグジュアリーSUVとしての顔も見せるようになりますが、常に軸にあるのは「全地形対応能力=All Terrain Capability」です。電子制御によって駆動力を緻密に配分する「テレインレスポンスシステム」や、高さ調整可能なエアサスペンション、驚異的な渡河性能など、厳しい自然環境においてもディスカバリーは信頼に足る性能を提供し続けています。

    現行型(第5世代)は、2017年に登場。アルミニウム製モノコックボディを採用し、従来のラダーフレームから脱却しつつ、軽量化と剛性の両立を実現しました。エクステリアは丸みを帯びた現代的なデザインに刷新され、従来のスクエアで武骨なイメージから、より都市にも馴染む洗練されたスタイルへと変貌。とはいえ、Cピラーの「ステップルーフ」やリアの「非対称テールゲート」といった伝統的な要素を随所に残し、ディスカバリーらしさをしっかりと継承しています。

    インテリアは、最大7名が快適に過ごせる広々とした空間と、豊富な収納力が魅力。3列目でも大人がしっかり座れる設計や、ボタンひとつで電動格納できるシート機構など、日常使いを意識した利便性が随所に盛り込まれています。ナビゲーションやエンターテイメント機能には最新のPivi Proシステムを採用し、直感的な操作性と高いレスポンスで快適なドライブをサポートします。

    パワートレインには、ディーゼルやガソリンエンジンが搭載され、力強さと静粛性、環境性能をバランスよく両立。加えて、電子制御のセンターデフやローレンジ機構を備えたフルタイム4WDシステムが、悪路や雪道、ぬかるみといった過酷な条件でも揺るぎない安定感を発揮します。

    ディスカバリーの本質は、単なる“都会派SUV”でも、“ヘビーデューティーなクロカン”でもない、その中間にある「どこへでも行けて、どんな人でも運べる」懐の深さにあります。それはファミリーカーとして、アウトドアの相棒として、さらにはビジネスツールとしても信頼に足る存在。表面を飾り立てるのではなく、使い込むほどに良さがわかる。そんな“道具としての誠実さ”が、このモデルにはしっかりと息づいています。