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オイル漏れ2012年5月31日

レンジローバーのV8エンジンは、メーカー別に大きく3種類に分類される。クラシック・レンジローバーと2ndレンジローバーに搭載されていたローバー製(元はGMだが)、初期型3rdレンジローバーに搭載されているBMW製、そして2006年以降のジャガー製。
ローバー製の頃はエンジン各部からのオイル漏れは、それを気にし始めたらキリがないほどだった。個体差でひどい漏れはないエンジンもあるが、それでも滲みぐらいはやむを得ない・・・。
3rdの時代になるとその水準はかなり改善されているようで、僅かな漏れが気になるようになった。

IMG_4282今日はジャガーエンジンのオイル漏れの修理を行った。オートマチックトランスミッションは電子制御されている。そのため、内部に組み込まれているバルブボディーには外部からワイヤハーネスが通っている。漏れは、ハーネスがトランスミッションのハウジングを貫通している部分からである。アルミ製のミッションハウジングに樹脂製のスリーブが圧入されているのだが、その隙間から漏れが発生することが時々ある。
IMG_4288スリーブの外周にはOリングが組み込まれている。右が新品、左の赤いほうが取り外したもの。赤いOリングが潰れているのが分かる。
赤から黒に変わっているのは、もしかしたら品質が改良されているのかな。今日のこのレンジローバーは新車からおよそ5年が経っているクルマ。今回修理したことで、次回は5年以上頑張ってくれることを期待しよう。

IMG_4296今回のオイル漏れ修理と同時にAFT(オイル)も交換した。ATFを交換するならストレーナー(フィルタ)も交換したい。3rdレンジローバーの場合、ストレーナーはオイルパンの中に組み込まれている。従ってオイルパンごと交換することになる。
漏れを止め、オイルとストレーナーを交換。やっている方はなかなか気持ちのよい作業なのである。