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2016.06.21

ランドローバーのメンテナンス

1ミリの勝負

ヒーター修理をどんどん進めていきたいのだが、一点問題が発覚。温度調整用レバーにリンクされているプラスチックのパーツが折れていた。ここは力が掛かる部分だし、接着剤だけではとても付きそうもない。しかし、調べてみるもこのパーツは既にメーカーからの供給が終了していた。なんとかして修理するしかない。物事の多くはじっくり考えればきっと答えが見つかるもの。私はこの折れた小さなパーツを手に取りながらしばらく考えた。

 

 

やがてひとつの方法を思いついた。丈夫で細い「芯」を通して補強すること。次に、何を「芯」にするかを考えた。そして思いついたのはドリルの歯。
さっそく作業開始。ボール盤に折れたパーツを順に固定して中心にドリルで1mmの穴を開けた。その穴にドリルの歯を芯として通し、歯の余分な部分を削り取った。これで強度は増した。いけるかも!あとはプラリペアを使って接着をして完成。果たしてどれだけ持つか、1mmの鉄芯を信じ、とりあえず組み付けて使ってみよう。

 

 

このパーツは温度調節のレバー位置(設定温度)をクーラーとの関連付けを行うためのポテンショメーターの一部。これが折れていたということはこれまでヒーター~クーラーの緻密なコントロールがなされていなかったというこである。温度調整に関してはそもそもアバウトなシステムだと思っているので全く気付かなかったなあ(笑)。
とにかく壊れているところを見つけてしまった以上はしっかりと改善していきたい。完璧なクラシック・レンジローバーを目指して。
供給終了がなんだ!こんな小さなパーツに屈したくない!

 

[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]

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