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2013.08.03

取付革命

私が子供の頃には、まだ2点式シートベルトのクルマもあった。飛行機の座席のように左右からのベルトをカチャっと留める、あれが2点式。現在、乗用車のシートベルトのスタンダートは3点式。左右の腰と肩は片側、これで3点。
モータースポーツでは一般的に4点式以上が必要とされている。両腰と両肩で4点支持されるわけだ。股の間から5点目を追加することもある。とにかく、安全重視。
私もサーキット走行の際には4点式を締めている。実際、強烈な横Gが掛るコーナーリング中に正確な運転操作をしようと思うと体がしっかりと固定されていないととても無理なのである。私は、スーっと息を吸ってお腹を引っ込めた状態でバックルをカチャっと嵌めるぐらいギュウギュウに締める。
そのレーシング用4点シートベルトで私は「TAKATA」の名前を知った。

 

そのTAKATA(タカタ)だが、今ではチャイルドシートメーカーとしてすっかり有名になっている。

 

 

今日、お客さまにご契約していただいた3rdレンジローバーをご納車させていただいたのだが、そこでTAKATAのジュニアシートが登場した。ISOFIX(アイソフィックス)という国際規格があり、3rdレンジローバーのリヤシートにはISOFIX規格のアンカーが仕込まれている。
一方、ジュニアシートにはそのアンカーにピッタリ勘合するようにコネクターが設けられている。簡単に確実にチャイルドシートやジュニアシートを固定できるという取付規格なのである。我が家の暴れん坊たちが赤ちゃんの頃にはまだISOFIXは普及していなかった。ISOFIX規格のチャイルドシートは存在していたのかもしれないが、対応したクルマに乗っていなかった。チャイルドシートを別のクルマに付け替える際には、シートベルトをあそこに通してここで固定して、まあ厄介なもので、夏には一汗かくほど面倒な作業だった。このISOFITがあればどれほど便利だったことか。
現在ではきっとほとんどのクルマがISOFIXに対応している。もちろんランドローバー各車も。これからチャイルトシートやジュニアシートをご用意される方にはお勧めの安全装備である。

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