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2013.04.20

ランドローバーの中古車情報

ディフェンダー

 

1995年にランドローバーに出会い、レンジローバーに一目惚れをした私だったのだが、ディフェンダーというクルマの魅力に惹かれたのはそのもう少しあとのことだった。というのも、ディフェンダーというクルマを見たことがなかったから。

 

1948年にランドローバーが生まれた。ランドローバー社が作っているクルマは、そのまんま「ランドローバー」と呼ばれ、それがシリーズ1、シリーズ2、シリーズ3へと発展し、シリーズ4とならずにやがてディフェンダーという名が付けられた。そんなふうにランドローバーの血統をそのまま引き継がれたクルマなのである。

 

同じ構造のシャシを使って1970年にレンジローバーが、そして1989年にディスカバリーが誕生した。ホイールベースが異なっていたり、上に載っているボディーが異なってはいるが、基本構造は同じである。レンジローバーとディスカバリーは、その後モデルチェンジのタイミングで、それまでディフェンダーと共通だったシャシ構造から脱却し、独自のスタイルへ移り変わった。

 

最後まで残った「ランドローバー」、それがディフェンダーなのだが、既にその後継車となるDC100が2015年に生産開始されることが発表されている。来年、2014年が最後の年となる・・・。そう考えるのが自然だが、DC100と並行して数年は現在のまま生産が継続されるとの説もある。
DC100のデビューもとても楽しみなのだが、、ディフェンダーという、このランドローバーの基本的なスタイルのクルマが一年でも長く生産を続けられることはとても嬉しい。

 

 

これは2012年モデルのXSグレードのディフェンダーのインテリア。ナビゲーションシステムは日本に上陸してから取り付けられているが、それ以外の装備もとても充実している。1996年にレイブリックでディフェンダーの取り扱いを始めたのだが、あの頃のクルマとは全く違う。エンジンも進化しているが、とくに内装を含めた装備関係の変化は驚きである。
あの頃にはなく、現在は備わっている装備品はざっとこんなところ。

 

・エアコン(当時はクーラー)
・パワーウィンドウ
・集中ドアロック
・シートヒーター
・熱線入りフロントガラス

 

言ってみれば普通の装備だが、それらがないガラパゴス的なクルマがディフェンダーだった。
せっかくここまで完成されたのだから来年で終わりというのはいくらなんでも寂しすぎる。生産延長の噂どおり、一年でも長く生き延びてほしい。
少し気が早いが、ファイナルモデルは「買い」かな。笑

 

[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]

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