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2015.06.01

ランドローバーのメンテナンス

ランドローバー

 

これほどまでに「ありのまま」が似合うクルマはなかなかない。
このディフェンダーはレイブリック開業間もない頃からひとりのオーナーさまによって大切に維持され続けているクルマである。およそ18年が経っているのだが、これまでメンテナスを怠ることはなく、もちろん故障を放置することなどない。しかし、ボディーの傷みは経年なり。塗装は侵され、艶はすっかり失われている。ボディサイドのストライプも色褪せてしまっている。ラジエターグリルから出た錆がバンパーに流れ出て赤く付着している。しかし、むしろこれが格好いい!
写真では分かりにくいが、このクルマはきちんと洗車されている。しかし、仮に泥が付いていたとしてもディフェンダーの場合にはそれがまた良く似合う。

 

レイブリックは1996年に開業し、しばらくの間はディフェンダーの輸入販売が事業の軸になっていた。それまで中部地方ではディフェンダーを取り扱うショップがなく、レイブリックがオープンしたことでそれまで蓄積していたファンの方がいっきに押し寄せたかのようだった。
このディフェンダーのオーナーさまのように、以来そのまま乗り続けている方も少なくない。「これに代わるクルマはない」という状態なのだ。
ランドローバーはそれほどまでに深く愛されるクルマなのである。私も良いクルマに出会えたものだ。

 

[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]

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