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2010.06.04
ランドローバーのメンテナンス時代の流れ
レイブリックではフランス製のMOTUL(モチュール)オイルを使っている。
2002年にBMW製エンジンを搭載したモデルが登場したときには、それまでの固めのオイルから柔らかくサラサラのオイルへと変わった。具体的には、以前は15W-50(夏場)か10W40(冬場)を使っていたが、3rdレンジローバーには5W-30が適正粘度。この頃から車種によって2種類のオイルを使い分けるようになった。
写真の赤いタンクはオイルが貯められているのだが、大きいほうが従来のローバーエンジン用、そしてまだ入庫台数が少ないBMWエンジン用が小さいタンク。
2002年以降、各車のモデルチェンジに伴い、その全てが柔らかいオイルを使用することになり、徐々に消費量のバランスが変わってきた。最近では2種類のオイルの消費量はほぼ同等。そこで、オイルメーカーさんが新しいオイルサーバーを提供してくださった。ごらんのように中間の大きさのものがふたつ。見栄えが良い。ただし、地面に直接オイルジョッキを置かねばならないレイアウトは好ましくない。久しぶりに大工仕事が必要かな!
現在、固めのオイルを使っている主な車両は、2ndレンジローバーとディスカバリー2、クラシック・レンジローバー、そしてディフェンダーの一部。もちろん、時代の流れと共にその割合は少なくなるだろう。
MOTULさん、これらのランドローバーのユーザーさんは、きっとまだまだ乗り続けられるでしょうから、10年先も20年先も固めのオイルを供給し続けてください。
[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]
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