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2020.09.25

ランドローバーのメンテナンス

ヘリテージ

 

ブランドにはヘリテージと呼ばれる継承されるべき遺産があります。車の場合は製品その物、販売されてきた過去の車たち。

レンジローバーは今年で誕生50周年を迎え、メーカーからはフィフティと呼ばれる特別仕様車が登場しました。またレンジローバーよりも古くからあるディフェンダー(旧ランドローバー・シリーズ)もランドローバー社のヘリテージそのものです。

 

そのヘリテージが継承し続けているものはブランドの世界観、理念という、簡単には表現できない形而上学的なものであると思っています。ですので現行モデルがいくら格好が良くても、それがここ数年の話し、あるいは過去20年程度で飾られた、新しい企業方針で作られた”テーマ”のようなものであれば、ユーザーのブランドに対するイメージ、ブランド感のギャップを感じてしまいます。

本当のブランドは創業時から現在に至るまで一気通貫した理念があり、それが世界観となります。その理念、世界観を顧客に対して裏切ることなく、約束を守るようにして、ブランドが醸成されていきます。

 

私はランドローバーという車にこの昔からの継承されるべき理念、世界観を強く感じており、心底惚れ込んでしまう存在だと思っています。それは現行モデルの洗練された素晴らしいデザイン、高級感、機能性だけではなく、写真のようなヘリテージモデルから輝き続けている”約束”を一気通貫して感じる事ができるからです。それが、今は格好良いモデルなんだけど、昔のモデルは自分には合わないな、好きでは無いな、と思ってしまう車だとどうにも違和感を覚えてしまい拒絶反応を作ってしまいます。(私が敏感なだけかとは思うのですが)

 

そんな私が個人的に心底素晴らしいと思える車メーカーはほんの少ししかありません。レイブリックで新旧様々なランドローバーを眺めているだけで、時代を越えた価値を伝えてくれるランドローバーに今日も惚れ惚れとしてしまいます。

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